タブレットの低価格化に歯止めがかからないようだ。
タブレットの低価格化が進むなか、今度はAcerがさらに低価格の製品を市場に投入するという。The Wall Street Journal(WSJ)は、Acerが99ドルの「Android」タブレット「ICONIA B1」を発売する計画だと伝えている。WSJによると、Acerは同タブレットを新興市場のコンシューマー向けに販売する計画であるものの、米国内でも使用できるよう、米連邦通信委員会(FCC)の許可を取得する予定であるという。
WSJは匿名の情報筋の話を引用し、ICONIA B1が1.2GHzのプロセッサと、解像度1024×600の7インチディスプレイを搭載した製品になると伝えている。なおこのスペックは、Amazonの前世代「Kindle Fire」やBarnes & Nobleの「NOOK Color」と同等である。
Acerはハイエンド向けのタブレット市場に食い込もうとしている数社のうちの1社であるが、Googleのタブレット(ASUS製造の「Nexus 7」や、サムスン電子製造の「Nexus 10」)をはじめとする製品が登場してきたことで、Acerはタブレットの価格面での方針変更に向けて動き始めている。
99ドルのタブレットを販売することは、ノーブランドのタブレットや、通信キャリアブランドのタブレットが同じくらいの価格で販売されている中国といった国々においてより重要となってくる。
米CNETはAcerに対してコメントを求めたものの、現時点では回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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