Googleは米国時間12月11日から12日にかけての夜間に画像検索のアルゴリズムを変更し、ユーザーの検索意図にかかわらずアダルト画像が検索結果として表示されにくくなるようにした。
Googleの担当者は、この変更について以下のように語っている。
「われわれはアダルトコンテンツの検閲を行っているわけではなく、ユーザーが探し出そうとしている正しいものを表示させたいと考えている。しかし、ユーザーがわいせつ画像を明確に望んで検索しない限り、それらが検索結果に表示されないようにすることを目指している。われわれは指定された検索語に最も適合した結果を選択するアルゴリズムを使用している。アダルトコンテンツを探しているのであれば、デフォルト設定を変更することなしに検索できる。ただし検索語が曖昧である可能性がある場合には、より明確な検索語を指定する必要が出てくるかもしれない。今回の変更により、画像検索の設定はウェブ検索と同じように機能するようになった」
言い換えれば、セーフサーチをオフにすれば、今でも検索語に「ポルノ」を入れることにより探しているものを見つけることができるだろう。
しかし、これは一部のユーザーを満足させるには不十分かもしれない。12日午前のRedditのスレッドでは、セーフサーチをオフにしてさえ、明確なコンテンツを見つけるのに苦労しているユーザーがいることが分かる。
「これは何なんだ?共産主義か?」とFake_Cakedayというユーザーは疑問を呈し、「ポルノを返してくれ!」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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