楽天リサーチは11月27日、SNSを活用した新調査サービス「ソーシャルリサーチ」を12月17日に開始することを発表した。
ソーシャルリサーチは、SNSを活用したオンラインコミュニティであるMROC(Market Research Online Community)タイプの調査サービス。従来のように調査会社が小規模かつ短期間で実施する調査のためのコミュニティではなく、企業のコミュニティとして、より長期間(4カ月から常設)で大規模(500人~数千人)なコミュニティを設定して調査を実施できる。
具体的には、消費者、企業のスタッフ、モデレーターからなるコミュニティをネット上に構築し、ディスカッション、アンケート、ライブチャットなどの手法によって消費者から情報を収集する。消費者からアイデアを集めて企業と消費者で商品を共同開発したり、消費者向けのイベントなどを実施することも可能としている。
楽天は5月に、MROCを展開する米Think Passengerと業務提携しており、Think PassengerのSNSを活用したMROCシステムを独占的に日本で販売する権利を保有したことから、ソーシャルリサーチの提供にいたったと説明している。
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