ヤフー、個人売買の新ECサイト「Yahoo!バザール」を10月に開始

岩本有平 (編集部)2012年09月12日 12時43分

 ヤフーは9月12日、個人向け新ECサイト「Yahoo!バザール」の提供を10月1日から開始すると発表した。URLはhttp://bazar.yahoo.co.jp/の予定で、現在は表示されないがティザーサイトがある。

 Yahoo!バザールは、“あなたがお店になる”をキャッチコピーに、個人ユーザーが固定価格で商品を売買できるサービス。出品者にとってはインターネットオークションの「Yahoo!オークション」よりも簡単に、購入者にとってはECサイト「Yahoo!ショッピング」と同じ感覚でショッピングを楽しめるという。

 ヤフーが料金の支払いを仲介し、購入者が商品を受け取ってから出品者に代金が支払われる仕組みを導入する。また、商品を購入すると、販売価格の1%分のYahoo!ポイントまたはTポイントが提供される。

 出品手数料は、商品販売価格の9.45%とポイント原資負担1%がかかる。この半面、購入者は商品代金と送料を除いて無料。出品者になるには、Yahoo!バザール利用登録とYahoo!プレミアムへの加入が必要だ。なお、10月1日から11月14日まで、オープニングキャンペーンとして、「手数料無料キャンペーン」を開催する。期間中は出品者が負担する手数料がすべて無料になる。

 また今後、最短30秒で出品ができる「Yahoo!バザール出品アプリ(仮)」の提供も予定。商品バーコードを読み取るだけで商品名などの各種情報が自動的に反映される。その他、移動中でもストレスなく出品できる自動保存機能など、スマートフォンアプリならではの「爆速出品体験」を実現するとしている。

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