頓智ドットは8月1日、同社の提供する「tab」のiPhoneアプリ「tab light」の提供を開始した。App Storeにて無料でダウンロードできる。
tabは6月に頓智ドットが公開した、セカイカメラの進化版とも言えるサービス。ユーザーが店舗や施設など、興味・関心のある情報をあらかじめ「tab(お気に入り)」に登録しておくことで、アプリ起動時に、現在地周辺の情報を表示してくれるサービス。フォローしたユーザーのtabや、新着、人気情報の一覧から新しい情報を発見したり、ユーザー自身が新しい情報を投稿することもできる。
サービス開始時点ではウェブサイトとiPadアプリのみを提供していたが、今回のアプリ公開でiPhoneにも対応した。
iPhone版のtab lightでは、投稿機能と閲覧機能に特化。外出先で発見した商品や店舗など、興味・関心のわいたものの情報を写真と位置情報ですばやく投稿できる。情報は、リストビュー、マップビュー、ARビューの3種類の形式で閲覧できる。ユーザーがtabに保存した情報だけでなく、周囲のすべての情報を表示することも可能だ。
iPad版アプリのダウンロード数は非公開だが、「iPadをメインにしているアプリの中では健闘している」(頓智ドット)とのこと。iPhone版アプリの提供でさらなるユーザー増加を狙う。
また頓智ドットでは、tab lightに合わせて同サービスのAPI公開を強化する。これまで公開していたデータ参照系のAPIに加えて、データ更新系のAPIも公開。これによって、開発者がtabへの投稿までを実現するアプリの開発が可能となる。
なお頓智ドットによると、このアプリの「light」には2つの意味を込めているという。「1つは機能を軽量化しているという意味。そして、持ち歩いて先を照らしてくれる『光』であってほしいという意味」(頓智ドット)
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