今週末にIPOを予定しているFacebookは、9億人以上ものユーザーを抱えている。しかし、人気の高い同ソーシャルネットワークについてそれほど関心のない人もかなり多数存在する。
Associated Press(AP)とCNBCが調査した1000人のうちの半数が、Facebookのブームは一時的なものだと述べた。調査対象者の過半数(51%)が同社に好意的な印象を抱いているのに対し、23%は好意的ではない印象を持っている。
しかし、まもなく実施されるIPOを前に、同調査が重点を置いたのは、Facebookの投資価値についてであった。
調査対象者の半数が、同社の公募価格は高すぎると思うと回答したのに対し、価格は妥当であると回答したのはわずか3分の1だった。ただし、この調査結果は、Facebookの当初の公募価格に対するものである。
同社は米国時間5月15日、米証券取引委員会(SEC)に提出したS-1申請書を改訂し、同社のIPO株価を34〜38ドルの間とした。株価は、同社が当初発表していた28〜35ドルという範囲から引き上げられている。
それでも調査対象者の半数以上が、Facebookは良い投資先になると思うと回答し、株式公開後に同社がどのようにやっていくか確信が持てないと回答したのは17%だった。
今回の調査は5月3〜7日にかけて電話で実施され、1004人からの回答が集計された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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