IBMは米国時間4月11日、データセンターの構成要素となる新製品シリーズ「PureSystems」を発表した。同製品の狙いは、メンテナンスを自動化し、将来の処理需要に備え、必要に応じてサーバ、ストレージ、ネットワークのリソースを拡張するための専門技術を集約した統合システムを提供することにある。
統合システムという考え方自体は珍しくないが、4種類のオペレーティングシステム(OS)と4種類の仮想化ハイパーバイザーに対応できる柔軟性の高さを備え、同社の研究開発チームとサービス契約から得たノウハウが取り入れられている点が、IBMならではの特長だ。
IBMでシステム技術グループ担当シニアバイスプレジデントを務めるRod Adkins氏は「これらのシステムは一体で動作し、複数のアーキテクチャ、OS、ハイパーバイザーをすべてクラウド管理機能でサポートする。スキームを改善したことで、さまざまな製品を1つのラックに押し込める必要はない」と述べている。
PureSystemsには次の2つのシリーズが用意されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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