Google傘下のYouTubeは2009年以降、「YouTube Live」が広告ベースの無料サービスから発展する方法について検討してきた。そして今、この計画が前進しつつある。YouTubeは一部のパブリッシャーとのテストを経て、同社のライブストリーミングサービス上でペイパービュー方式のオプションをパブリッシャーに提供する。YouTubeは現在、パートナー各社にライブストリーミング機能を順次展開している段階だと述べた。
YouTubeでパートナー製品マネージャーを務めるVarun Talwar氏はブログ投稿で次のように書いている。「あなた方(パブリッシャー)は今後、広告または有料オプションによってライブイベントを収益化できるようになる。他のすべての動画と同様、ライブイベントは刷新された『Video Manager』から利用可能で、インストリーム広告または国ごとに料金を設定できる有料オプションによって収益化できる」
ただし、YouTube Liveは世界のすべての地域で利用できるわけではないため、YouTubeは辛抱するよう求めている。同サービスが有効化されたパートナーは、自社のチャンネルページにプロモーションメッセージが表示され、Video Managerに「Live Events」(ライブイベント)タブが追加される。
大勢がYouTube Liveを利用したくてもまだアクセスできない状態だが、そのうちの1人だという方は、どうか今しばらくお待ちいただきたい。われわれは、YouTube Liveを利用するユーザーが今後さらに増えることを見込んでこれらの機能を開発しており、昨年(2011年)にお伝えしたように、このプロセスを広範に展開するには時間がかかる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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