どうやら多くの人が新しい「Adobe Photoshop CS6」ベータ版に関心を持っているようだ。米国時間3月28日のAdobe Systemsの発表によると、ベータ版のダウンロード件数は50万を超えたという。
比較的高価なソフトウェア製品としてはかなりの数字だ。だがもちろん、ベータ版は無料でも最終版は有料なので、ベータ版のダウンロードが実際の購入にどれだけつながるかを推測するのは難しい。
とはいえ、マーケティング上の快挙というだけでも、Adobeにとって有益であることは間違いない。現行のPhotoshopの価格(基本パッケージの「Adobe Photoshop CS5」が699ドル、「Adobe Photoshop CS5 Extended」が999ドル)は、ユーザーに試用を思いとどまらせる大きな要因となっている。実際に触れてみれば、価格に見合った価値があり、「Adobe Creative Suite」に含まれる他のソフトもたぶんそうだろうと納得してもらうのに役立つはずだ。節約のために最新版の購入を2回に1回にしているユーザーのアップグレードを促すのにも役立つかもしれない。
Photoshop CS6の最終版は2012年前半にリリースされる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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