Appleの「iPad 3」では、Wi-Fi版、3G版、4G版の3つのバージョンが用意されるとの情報が報じられた。
9to5Macが独自の情報筋からの話として米国時間2月28日に伝えたところによると、iPadの次期モデルには「J1」「J2」「J2a」という3種類のコード名がつけられる予定で、これは同サイトが以前に得た情報を裏付けるものだという
この記事を執筆したMark Gurman氏の推測によれば、J1がWi-Fiのみのモデル、J2とJ2aが携帯電話回線を使用するモデルで、世界各地の3Gおよび4G回線に接続するために必要な手段として、GSM、CDMA、LTEのいずれかが組み合わされることになるという。
J1およびJ2というコード名は「Retinaディスプレイ」搭載に関する過去の報道でも登場していることから、今より高解像度のディスプレイがiPad 3に搭載されることを示す新たな情報だと、9to5Macでは述べている。
ストレージ容量については、これまでどおり3種類が用意されるようだ。現在発売中のiPadには、16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトの3つのモデルがある。
「iPhone 4S」では最も大きいストレージ容量が64Gバイトに拡大されたことから、128GバイトのiPadが登場する可能性もあると、9to5Macはみている。ただし128Gバイトモデルに4G LTEを搭載した場合は、いささか価格が高すぎるように筆者には思われる。そのため、買い手を見つけるのに苦労するかもしれない。
Appleは、3月7日に開催するイベントの招待状を2月28日に送付しており、このイベントで同社がiPad 3を披露するのではなないかとみられている。
9to5Macやその他の情報筋では、3月7日のイベントで発表がうわさされるその他の製品として、新型「Apple TV」を挙げている。「J33」というコード名がつけられた最新版のApple TVでは、Bluetooth 4.0対応リモコンの搭載や1080ピクセルの解像度のほか、音声制御システム「Siri」への対応もうわさされるなど、消費者にとって魅力的なさまざまな新機能が追加されるとみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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