ニワンゴは、動画コミュニティサイト「ニコニコ動画(原宿)」のユーザー向け広告サービス「ニコニ広告」において、期間限定のキャンペーン「ニコニコ新春ステマ祭り」を開催すると発表した。実施期間は1月20日~1月31日まで。
ニコニ広告は、ニコニコポイントを使ってユーザーが動画や生放送を宣伝できるサービス。宣伝したい動画と特定のタグを指定してニコニコポイントを支払うと、そのタグの検索結果上部にある宣伝枠に動画が表示される。また動画の再生後には、宣伝したユーザーの名前がスポンサーとして表示されるようになっている。
ニコニ広告では、表示される名前を変更し、自身が宣伝したことを隠すことができる「ニコニ広告名前変更機能」を提供しており、キャンペーン期間中は通常100ptのニコニコポイントが必要になる同機能を無料で利用できる。同社は「ニコニ広告は元祖ステマサービスです」とコメント、キャンペーンによって「ネット上で話題になっている『ステマ』を簡単に行うことができる」としている。
ステマとは、消費者に広告や宣伝であることを悟られないように宣伝行為を行う「ステルスマーケティング」の略称。飲食店の口コミサイト「食べログ」においてやらせ業者による口コミ代行が発覚したり、大手ゲームブログ「はちま起稿」にステマ疑惑が浮上し、管理人の引退にまで発展するといった事態が続いており、昨年末から年明けにかけて「2ちゃんねる」を中心にネット上で“ステマ”という言葉が頻繁に飛び交っていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス