Skypeは、同社のオンライン通話およびメッセージングサービスと連携できるサードパーティー製アプリケーションを提供する独自のアプリケーションストア「App Directory」を開設した。
サードパーティーのアプリケーションはこれまでも Skypeを通じて入手できたが、App Directoryは同社にとって、ユーザーが欲しいソフトウェアを検索して、説明を読んだりダウンロードしたりできる場所をより公式な形で設ける初めての取り組みとなる。このストアは現地時間8月24日に正式にオープンした。
Skypeユーザーはアプリケーションすべてを一覧することができる。というのも、本稿執筆時点で23本しか提供されていないからだ。あるいは、ビジネス、通話の記録、デスクトップ共有などのカテゴリをクリックしてもいい。
筆者が試してみたところ、サイトの基本検索機能は、対象がわずか23本であるにもかかわらず正確な結果を返さなかった。詳細検索の方が正確に機能するようだ。
提供されているアプリケーションの中には、Skypeのビデオ通話を録音できる「VodBurner Video Call Recorder」、通話中にデスクトップなどの画面を共有できる「InnerPass Screen Sharing」、企業ユーザー向けにSkypeのビデオ会議機能やコラボレーション機能を拡張する「VuRoom」などがある。
アプリケーションは無料のものもあれば、数ドルかそれ以上するものもある。詳しく知りたいアプリケーションのページをクリックすると、機能や要件、簡単な説明、他のユーザーによる5段階の評価やコメントなど、そのアプリケーションに関する詳細が表示される。また、App Directoryの画面上部に表示されるウインドウの矢印をクリックして内容を切り替えると、新着アプリケーションや人気の高い無料または有料のアプリケーションを確認することもできる。
Skype向けアプリケーションの開発者は、自分の作成したアプリケーションを一覧に加えてもらうよう登録申請できる。現時点でアプリケーションは23本しかないため、まだ相当な数のアプリケーションを受け入れる余地があるに違いない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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