Skypeのインターネット電話サービスで米国時間12月22日に大規模なサービス障害が発生したが、復旧作業が現在も進められている。
Skypeは23日午前、約500万人が同電話サービスにアクセスできたと述べ、「その数は増加中である」と述べた。問題は、その数が同サービスの通常の利用人数の約30%にすぎないという点である。
Skypeは、23日午前の続く投稿で、「オンラインになっているユーザー数が著しく増加していること」が確認できていると述べた。同社は、現時点で1000万人が同サービスを利用していると見積もっている。つまり、利用できないユーザーがまだ数百万人存在する可能性があるということになる。
状況が改善しても、何らかの問題が生じる恐れがあるとユーザーは考えておいた方がよいだろう。Skypeは、「一部の機能は期待どおりの信頼性で動作しない可能性があることに注意してほしい。オンラインステータスの更新が遅れたり、インスタントメッセージの配信が通常よりも遅かったりする可能性がある。グループビデオ通話は、正常の状態に戻るまでに時間がかかる予定である」と述べた。
Skypeは23日付けのブログで、「今回の問題について深くおわびする」と記した。「皆様同様、Skypeの従業員すべてが、毎日Skypeに頼っている」(Skypeのブログ)
Skypeの大規模なサービス障害は22日に始まった。同社は当初、同社の「スーパーノード」のいくつかが停止し、膨大な数のユーザーがサービスにアクセスできない状態になったと述べていた。同社は、この発表後「数時間」のうちにサービスが正常状態に戻ると見積もっていた。そして22日午後、Skypeは「正常状態に復旧した」と述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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