カシオ情報機器は3月28日、中小企業向けの情報セキュリティソリューションとして「指紋認証システム」と「操作ログ収集・分析システム」を4月1日に発売すると発表した。
「指紋認証システム」には、センサー表面と指の密着状態に左右されにくく、乾燥した指や濡れた指でも安定した撮像ができるカシオ計算機製の光散乱方式の薄型指紋センサーを採用。認証には、特徴点の符号化データにより指紋画像の流出・流用が防止できるマニューシャ方式を用いており、高精度かつ高速な検索を実現している。また、指紋認証によるログインセキュリティ、スクリーンロック、ファイル暗号化、ショートカット暗号化などで、操作環境の改善や強化、使用者制限による操作環境の抑制も可能だ。
「操作ログ収集・分析システム」は、パソコン稼働記録、アラーム検出/通知、稼働時間の分析、サーバでの稼働履歴の管理、クライアントパソコンのシステム構成などを検出することで、従業員へのけん制や抑止、業務の定期的管理、事故発生時の敏速な原因究明などを可能にするもの。ログを通じた業務分析や運用分析により、業務効率の改善に役立てることもできる。
価格についてはどちらもオープンとなっており、販売目標は「指紋認証システム」の指紋認証システムとサーバ管理ライセンスが5000セット、暗号化ツールが1000セット、「操作ログ収集・分析システム」のスタンドアロン型、サーバ管理ライセンス、クライアントライセンスがそれぞれ1000セット。
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