Googleは米国時間8日、画像インデックス数が10億件を突破したことを発表した。
Googleはインターネットユーザーの間で最も人気の高い検索サービスである。しかし、YahooやMicrosoft、その他の多くの検索サービス企業との競争が激しくなるにつれ、Googleもこれまで以上に検索対象を拡大する必要に迫られている。
Google関係者はZDNet Australiaの取材に応じ、画像だけなくウェブページのインデックス数も増加していると述べた。同社によると、Googleのウェブページインデックス数は80億件を突破したという。
「画像インデックス数10億件というのは、われわれにとって1つの目標だった」と同関係者は述べ、さらに「現在は、12億件近くの画像インデックスが登録されている」と付け加えた。
Googleは、コンテンツのインデックス数を増やすだけでなく、これまでウェブ上に存在しなかった情報を扱うことにも力を入れている。
同社は1月に、テレビ番組のテキストを検索できる「Google Video」サービスのベータ版を発表した。同サービスでは、PBS、Fox News、 C-SPAN、ABC、NBAなどの番組を素早く検索することができる。また放送された内容を番組放送当日のうちに検索することが可能だ。
Googleの社員第1号で、現在テクノロジーディレクターを務めるCraig Silversteinによると、同社では、既に公開されているコンテンツをインデックス化するだけでなく、従来ウェブ上に存在しなかったコンテンツ(ハードコピーのカタログなど)をオンラインで入手できるようにすることを長期戦略に設定しているという。
Googleは同日、新しい地図サービス「Google Maps」を提供するためのベータサイトをひそかに立ち上げた。このサービスには、一般的な地図サービスでは見られないような工夫が施されている。例えば、地図上でマウスをクリックしたり、ドラッグしたりすることで、ユーザーは1枚の地図をたどるようにあらゆる方向に自由自在に移動できる。一般的な地図サービスで表示範囲外の地図を見ようと思ったら、改めて画像をリロードする必要がある。また、特定のスポットに関する情報を吹き出しの中に表示させることも可能だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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