日本マルチネットとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月14日、情報セキュリティサービスLeakBLOCK for SAFETYPASSの提供で協業すると発表した。同サービスは、デジタル著作権管理の情報セキュリティASPサービスであるLeakBLOCKに、ICカードを使った認証/決済サービス「SAFETYPASSビジネス」を組み合わせたもの。5月下旬に提供開始する。
LeakBLOCKは、イージーシステムズジャパンが開発したezFile Securityを、日本マルチネットがASPとして製品化したサービス。デジタルデータに対する閲覧期間限定/印刷禁止/保存禁止などの利用制限や暗号化、利用履歴管理を行うことで、情報漏えいを防止する。
一方、NTT ComのSAFETYPASSビジネスは、ICカードを使って本人確認やアクセス制御を実現するサービス。IPsec対応インターネットVPN機能と、なりすまし防止機能を備える。ICカード保有者の認証とインターネット接続経路上に設置したセキュリティトンネルにより、社内ネットワークへの不正アクセスを防ぐ。
LeakBLOCKとSAFETYPASSビジネスにより、ユーザーはLANの内外を意識することなく重要なファイルを安全にやり取りできるようになる。さらに、SAFETYPASSビジネスの提携サービスにあたるアリノスマスターを組み合わせると、安全なASP型コミュニティグループウェアの利用が可能となる。
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