ニワンゴは2月24日、動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」で実施したアンケート調査「ネット上の名前について」の結果を発表した。
同調査はニコ割アンケートを利用したもので、2月23日19時50分の開始から約200秒間で6万8244件の回答が寄せられた。
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などの友人や知人のみがアクセスできる環境を除き、ネット上でブログや掲示板などのサービスで書き込みをするときに実名を使用するか、という質問では、「まったく実名は使わない」が58.2%、「あまり実名は使わない」が12.9%で、「実名を使わない」とする層が71.1%と全体の7割を占めた。一方、「常に実名を使う」は2.3%、「ほとんど実名を使う」は2.5%で、「実名を使う」とする層は4.8%だった。また、「そもそも書き込みをしない」は19.6%だった。
「あまり/まったく実名は使わない」「どちらともいえない」と回答した層に、ネット上で匿名を使用する理由を聞いたところ、「ネット上に個人情報が出るのは怖い」が64.0%でもっとも多く、ついで「立場を気にせず気軽に発言したい」が44.0%、「自分の名前を悪用されると困る」が37.3%、「自分の好きな名前を使いたい」が36.4%だった。
「ほとんど/常に実名を使う」と回答した層に、ネット上で実名を使用する理由を聞いたところ、「実名の方が説得力がある」が43.6%ともっとも多く、ついで「友人や知人にも発言内容を知らせたい」が25.8%、「自分の発言に責任を持ちたい」が20.6%だった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」