米Obama政権は米国時間12月8日、「Open Government Directive」(オープンガバメント指令)を正式に発表した。この文書では、各連邦機関に対して、価値の高いデータを誰でも入手できるようにすることや、正式なオープンガバメント計画を迅速に策定し発表することなどを求めている。
今回の発表は、Barack Obama大統領が現職に就任して最初に出した「透明性とオープンガバメントに関する覚書」(1月21日発行)の方針に沿うものだ。この覚書にはこう記されていた。「今後われわれは協力して、国民の信頼を確実なものとし、透明性、国民参加、協業のシステムを確立する。開かれた状態は、われわれの民主主義を強化し、政府の効率と有効性を促進するだろう」
Obama政権の最高技術責任者(CTO)Aneesh Chopra氏と最高情報責任者(CIO)Vivek Kundra氏は12月8日、生中継のウェブキャストにそろって出演し、新しい指令を詳しく説明して、国民からの質問にも答えた。このイベントは極めてくだけた雰囲気で、両氏の同僚がTwitterで拾った質問をいくつか取り上げるなど、視聴者にとって適切なものに感じられた。
今回の指令(PDF)の主なポイントには、以下のものが含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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