地域情報サービス「30min.」を提供するサンゼロミニッツは10月27日、iPhone/iPod touch向けアプリ「30min.おでかけ」をアップデートした。Twitterと連携し、おでかけ状況をリアルタイムに友人などと共有できるようになった。App Storeのリンクはこちら。
Twitter連携機能を使うと、いまいるお店、いま食べているメニュー、お店の混雑情報などをTwitter上の友人と共有できるようになる。30min.のアプリで該当する店舗を検索し、100文字以内のテキストや写真を添えて投稿すると、30min.の該当店舗ページと周辺エリアのページのほかに、Twitter上にも投稿内容が反映される。
Twitterに投稿される内容には30min.の店舗URLが自動で含まれるため、店舗の地図や電話番号などを閲覧者と共有しやすくなる。また「#30min」というタグも付与されるため、#30minで検索してほかのTwitterユーザーのおでかけ状況もわかるという。
「これまで30min.では人気の店や現在地に近いお店などを探せたが、これからはみんながいま行っているお店がわかるようになる」とサンゼロミニッツ代表取締役社長の谷郷元昭氏は語る。
この連携機能はTwitterのOAuth認証を利用しているため30min.へ会員登録しなくても利用できる。
「まずは会員数を増やすよりもお店に関するつぶやきを多く出してもらえる環境を作りたい。今後はTwitterに投稿したお店の履歴を見たり、地図上で一覧したりできるような会員機能も用意する」(谷郷氏)。
ブログのグルメ記事を元に自分専用のグルメマップを自動作成できる「30min.ブログマップ」のTwitter版のようなイメージだという。
「お店がTwitterアカウントを取得する動きも広がっている。パン屋さんがパン焼けましたとか、ラーメン屋さんがいま何人くらい並んでいるとかつぶやいたら面白い。それを30min.にも流せたら、Twitterユーザーだけでなく、グルメ情報を探している人にも役立つはず」(谷郷氏)
今回のリニューアルではイベント検索機能も追加された。美術館、博物館、展覧会の総合情報サイト「ミュージアムカフェ」、アート・デザインの情報サイト「Tokyo Art Beat」から情報提供を受け、最寄りのアートイベント情報を検索できるようになった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」