Googleは米国時間10月7日、同社検索エンジンの検索結果に、ユーザーがブラウザ内からフォーマット済みPDFファイルを表示できるオプションを追加したと発表した。
Googleの検索結果はかなり前から、PDF文書を対象とする「View as HTML」オプションを備えているが、同社がブログ記事の中で述べたところによると、「このオプションでは、グラフィックやテーブル、フォント、そのほかの要素といったフォーマットの一部が、オリジナルのPDFから失われてしまう」という。
この問題を解決するため、検索結果内の一部のPDFファイルに新しい「Quick View」オプションが追加された。ユーザーがそのリンクをクリックすると、オリジナルのフォーマットがすべて維持された完全なPDFファイルがブラウザ内に表示される。このビューアは、「Gmail」や「Google Docs」に組み込まれているのと同じサービスをベースにしている。
Googleによると、同社は7月から、Quick View機能を検索結果に追加しているという。現在、Googleのインデックス内にあるPDFファイルのうち、50%以上でQuick Viewオプションが表示される。
さらにGoogleは、「より多くのドキュメントおよびファイルタイプ」を対象に、このビューアを使っていく予定である、と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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