NECビッグローブ(BIGLOBE)は6月29日、企業向けのブログ分析サービス「感°Report」に、抽出ノイズを半減させる「話題文脈判定機能」を搭載した。
一般的に、ブログは複数の話題が混在して書かれていることが多いため、従来方式のブログ分析では、調査対象の話題以外の話題がノイズとして含まれ、正しく分析できないことがあった。
話題文脈判定機能では、NECが開発した特許取得アルゴリズム「拡張型確率的コンプレキシティ」を活用。過去のブログ記事群から調査対象の話題に関連するワードを自動的に学習して、ブログの文章ごとに調査対象の話題かどうかを示す関連スコアを計算することにより、ブログから抽出ノイズをなるべく含まず、調査対象に関する箇所のみを抽出できるという。
これにより、抽出ノイズ混入率を、調査対象話題の出現以下一定範囲を抽出する従来方式と比べて2分の1以下に、調査対象の話題の出現以下全文を抽出する一般的な方式と比べ4分の1に低減させることができるとしている。
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