中国政府は再びYouTubeへのアクセスを遮断したようである。
The Wall Street Journalによると、中国政府は、24時間以上にわたるYouTubeへのアクセス遮断を開始したという。The Wall Street Journalは、Googleの広報担当者の話を引用し、禁止理由はGoogleに対して明らかにされていないと報じている。
中国政府の当局者は現地時間3月24日、記者会見で禁止措置に関して質問され、「中国政府は法に基づいて、ネットワークを管理している」と答えたとThe Wall Street Journalは報じた。
Googleは声明で「YouTubeへのアクセスは中国で遮断されている」と述べ、「遮断理由は不明だが、われわれは、中国ユーザーへのアクセスを復旧するために取り組んでいる」と続けた。
Googleと傘下のYouTubeはそろそろ、海外における危機の扱いにおいてエキスパートとなってもよい頃だ。イラン、パキスタン、トルコ、タイなどの国々でYouTubeへのアクセスが遮断された。これらの国々の多くは最終的にアクセスを回復させた。
1年ほど前、中国政府はYouTubeへのアクセスを遮断した。これは明らかに、チベットで反政府運動支持者たちが警察当局と衝突したことを海外に知らせないための試みであった。中国政府は最終的にYouTubeへのアクセス遮断を解除した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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