Googleの「Official Gmail Blog」に米国時間7月7日午後に掲載された説明によると、「Gmail」のユーザーは、自分のメールアカウントに他人が侵入していないことを確認できる新たな手段を利用可能になったという。Gmailに導入された新機能は、自分のアカウントがどのロケーション(IPアドレス)からログインされているかをチェックし、他人がログインしている場合には強制的にセッションを切断できるようにするものだ。
この機能は今のところ、「Firefox」と「Internet Explorer」に対応しており、これらのブラウザを使うGmailユーザーが利用できる。
Gmail Blogの記事を執筆したエンジニアのErwin D'Souza氏によると、現在はGmailウィンドウの下部に、自分のアカウントが他のロケーションからログインされていないかどうかが表示されるという。さらに詳細な情報へのリンクをクリックすると、自分のアカウントにログインしている他のIPアドレスと、アクセスの種類(ブラウザ、携帯電話、POP3など)が表示される。
「私と同じような使い方をしている人はおそらく、複数のコンピュータからGmailにサインインするだろう」と、D'Souza氏は書いている。「たとえば私の場合、重要なメールをチェックしなければならないとき、友人の家からGmailのアカウントにサインインすることもたまにある。通常は忘れずにサインアウトするのだが、それでもときどき、本当にサインアウトしたかどうか不安になることがある。だが今後はもう、そんな心配をしなくて済む」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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