Beta 3では、ブラウザ内でポッドキャストやビデオポッドキャストのフィードを選択した際に、それをどう取り扱うかを新たに指定できるようになった。これによって、ポッドキャストに対応した任意の再生ツールでポッドキャストの再生を行えるようになる。
そのほかにも、Beta 3では細かな変更が多数行われている。ダウンロードマネージャのインタフェースが改善されたほか、セキュリティ機能も向上している。
また、筆者は明確には認識できなかったものの、ロケーションバーの自動補完機能の候補提示アルゴリズムも強化されているという。ページの表示頻度や最近の閲覧状況に応じて、もっとも適切と思われるページが上位に表示されるようになったのだ。
さらに、パフォーマンスに関しても改善が行われている。筆者の計測ではBeta 2と比較して明確な差は見つけられなかったが、描画速度がさらに向上したほか、メモリリークのバグも多数修正されたという。
Beta 3は、Beta 2と比較して目新しい新機能や大幅な機能向上はあまり見られないものの、細かな部分で数多くの改善がなされているという印象を受けた。Firefox 3は、いよいよ詰めの段階に入っているのかもしれない。
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