アドバンスト・メディア(鈴木清幸社長)は10月31日、キーボード入力を行わずに、マイクに向かって話すだけで入力が可能な音声入力ソフト「AmiVoice Es2008」を11月16日に発売すると発表した。価格はUSBマイク同梱版が2万6040円、ソフトウェアのみが1万9425円。
使用者の声や話し方の特徴を事前に学習させる必要がない「不特定話者対応」の音声認識技術「AmiVoice」を採用。同技術は医療分野や議事録作成支援システムとして利用されており、キーボード入力が苦手なPCユーザー向けの新しい入力インターフェイスとして発売する。
「ブログ日記・メール辞書」「しゃべりことば辞書」「書きことば辞書」「政治経済辞書」の4つの辞書を搭載し、用途に応じて切り替えることで、高い認識率を実現。正しく認識されていない単語でも、カーソルを合わせるだけで、変換候補がリストアップされ、結果を自動で学習する候補学習機能を搭載した。使用者が頻繁に使用する単語を登録したり、音響学習機能によりユーザーの声を自動学習することも可能。
また、ICレコーダーなどで録音したファイルをAmiVoiceエディターにドラッグアンドドロップするだけで文字に変換でき、音声ファイルからテキストに書き起こす作業の負担を軽減できる。対応OSはWindows Vista/XP/2000。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」