マイクロソフトは7月から、NPO法人のブロードバンドスクール協会(BBS協会)に協力し、ブログを利用して日本と海外の小学生の交流を支援する「キッズアブログ」プロジェクトを開始する。システム開発のクレオや、関西大学、NPO法人のCANVASと共同で実施する。
キッズアブログは、国内の小学校でブログのほかメール、掲示板、ポッドキャストといったインターネットツールを利用して海外との交流授業を実施し、子供たちに国際性を学ぶ機会を提供する。当初はオークランド日本人コミュニティと、東京の谷中、根津、千駄木地区の子供たちの交流から始め、徐々に参加者を増やしていく。
また2007年度は最終段階として、オークランドと日本の子供たちがインターネット会議システムを使ってリアルタイムで対話するイベントも開催する。
MSをはじめとした協力企業、団体は交流授業の運営支援を手がける。アドバイザーやボランティアを紹介し、スケジュール、テーマ設定、コンテンツといった企画に関するアドバイスを提供する。さらに授業の実施に必要な情報活用能力の育成や、インターネットでのコミュニケーションに関する基本的なモラルについて研修を行う。
またMSのネットワークを生かして、授業を検討する日本の学校に海外の交流校を紹介し、コーディネートを請け負う。インターネット会議システムの貸し出しや、ブログなどインターネットツールについてのトレーニングやサポートも行う。このほかMSはWindows Liveを使い、親子でブログの作成方法や利用方法を学ぶワークショップを定期的に実施する。
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