RealNetworksは米国時間5月31日、「RealPlayer」の新バージョンを発表した。6月にはWindows向けのパブリックベータ版がリリースされる予定だ。新しいRealPlayerを利用すると、「YouTube」「Comedy Central」「CNET」など人気のビデオサイトのコンテンツをはじめ、ほぼすべての組み込みインターネットビデオコンテンツ(Flash、WMV、QuickTime)をダウンロードし、整理することが可能になる。
同プレーヤーの新しいビデオダウンロード機能はウェブブラウザにかなり簡潔に統合されている(Firefoxにも対応している)。特定のウェブページでビデオコンテンツを検知すると、その右上の角に小さなダウンロードタブが一時的に表示される。また、ストリーミングビデオをリアルタイムで録画することも可能だ。
筆者の記憶にある遅くてでしゃばりのRealPlayerからは、かなり大幅な改善が行われているようだ。しかし、1つ欠けているのが、ダウンロードしたビデオコンテンツをiPod互換フォーマットに書き出す機能だ。ただ、ダウンロードしたビデオをRealPlayerを使ってCDに焼くことができるし、「RealPlayer Plus」を購入すればビデオコンテンツをDVDに焼くこともできる。細かい改良もいくつか行われており、アプリケーションのロード時間が短縮され、インストール時の不快な多くの質問も削除されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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