ジェイマジックは、同社運営のモバイルサービス「顔ちぇき!〜誰に似てる?〜」の累計利用者数が5月27日に1500万人を突破したと発表した。4月26日にサービスを開始して以来、およそ1カ月での達成となる。
顔ちぇきは人の顔写真をジェイマジックのサーバにメールで送信すると、似た有名人の名前を教えるサービス。ユーザーが「自分が○○に似てるらしい」とブログやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の日記などで書き込んだことで、口コミで広まった。
ジェイマジックによれば、1日平均80万人の利用者があるといい、20〜30代を中心に10〜60代まで幅広く利用しているという。なお、利用者数はユーザーのメールアドレスなどをもとに計算しているとのことだ。
今後は有名人のデータベース拡充を図り、「お笑い」「ドラマ」「スポーツ」などのジャンルの人も出てくるようにする。また、有名人に似ている度合いを競う「似てる度ランキング企画」や、ユーザー同士でコミュニティを作れる機能も検討している。「たとえばKAT-TUNに似ている人が集まって“KAT-TUNを作ろう”といったことができるといい」(ジェイマジック)。機能追加などにより、今夏までに累計2000万人の利用達成を目指す。
また、外部企業、サービスとの連携も図る。現在は顔ちぇきの結果で紹介された有名人の名前から、ビットレイティングスのモバイル検索サービス「F★ROUTE」での検索結果に飛ぶようになっており、こういった他社との連携を通じてサービスの拡大と収益化を目指す考えだ。
ジェイマジックは2005年に創業したベンチャー企業。携帯電話で撮影した写真を使った画像検索サービス「eyenowa」などを提供している。代表取締役社長の宮田拓弥氏はCNET Japanにおいてブログ「宮田拓弥の携帯電話アプリケーション未来考」を連載している。
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