エム・ティー・ヴィー・ジャパン(MTVジャパン)とNTTは3月19日、最新のユビキタスアクセス技術を携帯電話に活用した、共同プロモーショントライアルを実施すると発表した。
今回のトライアルは、これまでNTTサイバースペース研究所が研究開発を進めてきた、ポスターや看板、商標などの平面パターンや動画、立体物を認識し、ネット上のさまざまなサービスと連携できる技術を動画認識に適用したもの。初の試みとなる。
プロモーションは、5月26日にMTVジャパンが開催する音楽授賞式「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2007(MTV VMAJ2007)」にて実施される。
MTV VMAJ2007の特設サイトや、MTVの動画共有サイトFLUX、NTTの動画共有サイトClipLifeなどにアップロードされた映像をカメラ付き携帯電話で撮影し、その画像を特設のケータイサイトにメールで送ると、撮影したシーンに合わせてデコメールや待ち受けFlashがもらえるというもので、MTV VMAJ2007のテーマである「REACTION(リアクション=反応)」を体感できるとしている。プロモーションの実施期間は6月末日まで。
MTVジャパンでは、今後、放送とウェブモバイルサービスのシームレスな連携を実現することで、ユビキタス時代に向けた新たなコンテンツを提供していくとしている。また、NTTでは、デジタルメディア産業への新サービスや次世代アプリケーションの展開を目指して研究開発を推進するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」