富士山マガジンサービスは2月23日、“ 富士山(223)の日”を記念して、「デジタル雑誌ストア」をオープンし、デジタル雑誌全28誌の正式販売を開始した。
富士山マガジンサービス運営の「Fujisan.co.jp」が提供するデジタル雑誌「Fujisan Digital」は、表紙から最後のページまで、雑誌を丸ごとデジタル化して、紙媒体とまったく同様の内容で販売。23日から、Fujisan.co.jpで取り扱う「ニューズウィーク日本版」などの一般誌や「R25」などのフリーペーパーを含む全28誌が、その発行日に合わせ、デジタル版でも購読可能となる。
定期購読者には、今後、発売日に自分のPCに最新号が到着することになり、読者は、雑誌を買い忘れなく入手し、バックナンバーなどを物理的なスペースを取ることなく保存・管理できるようになるとしている。
従来の電子雑誌とは異なり、「雑誌丸ごと中身検索」機能により、雑誌の表紙から裏表紙まで、広告ページをも含む全ページを対象に、キーワードによる検索が可能。
また、いままでの電子雑誌は文字が小さく、その都度読みたい部分をクリックで拡大して読む必要があったが、「ラク読み機能」搭載により、順次スペースキーを押すだけで、自動的に次の流れで読む部分が拡大され、スムーズに文章を読むことが可能になっているという。
さらに、紙媒体と同じ感覚でページをめくれる機能、目次から対象記事ページへのジャンプ機能、記事単位での付箋・メモ・ハイライト機能など、デジタル雑誌ならではの機能を利用できる。
デジタル雑誌の中には、動画や音声を組み込んだマルチメディア機能を利用した雑誌もあり、ニューズウィーク日本版の映画評のページでは、その映画の予告編を観ることができる。また、毎日新聞社やアルク、ひらがなタイムズなどが発行する各語学関連雑誌には、毎号ネイティブスピーカーの音声が組み込まれている。
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