サイバーエージェントの子会社でオンラインゲーム事業のジークレストはこのほど、ゲームポータルサイト「アットゲームズ」内の仮想世界に、企業のプロモーションスペースを設置できるプロモーション支援サービスを開始した。
アットゲームズは、アバター「セルフィ」が自由に歩きまわり、ユーザー同士が協力し、時には競いあいながらオンラインゲームを楽しむ仮想空間。この中に企業のプロモーションスペースを設置し、看板などで商品・サービスを宣伝したり、製品発表などのイベントを行うことができるというもの。
また、企業の商品にちなんだアバターアイテムを制作し、アットゲームズ内で配布することも可能。配布されたアイテムをアバターが身に着けてアットゲームズ内を歩き回ることで、インパクトのある商品告知が可能になるという。
プロモーション事例として、すでにTBS系ドラマ「きらきら研修医」とのタイアップが開始されている。アットゲームズ内に「きらきら村」という専用フィールドを登場させ、主人公「うさこ」をモチーフにしたセルフィ衣装の販売などを行っている。
仮想世界における企業のプロモーション活動は、米国の「Second Life」での活用をはじめとして、活発化する傾向にある。今後アットゲームズでは、仮想世界をより一層自由で広がりのあるものに発展させ、企業の商品・サービスのプロモーションを支援していくという。
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