YouTubeを追撃するビデオ共有サイトは多々あるが、その1つのMetaCafeが、まもなくシリコンバレーの大手企業に買収される可能性があると、メディアが報じている。
技術系ニューズレター「Israel Venture Capital」の記事によると、ビデオ共有サイトのトップ10に入るイスラエルのMetaCafeは、2億ドルで買収に応じる可能性があるという。
別の報道によると、MetaCafe買収に乗り出しているとうわさされる企業として、Yahooの名も挙がっているという。YahooとMetaCafeの関係者はいずれも、「うわさや憶測」についてはコメントしないと述べた。
ソニーやGoogleなど、ビデオ投稿サイトに大金を投じる企業が増えている。2006年には、ソニーが6500万ドルでGrouperを、Googleが16億5000万ドルでビデオ共有サイト最大手のYouTubeを、それぞれ買収している。
仮にYahooがMetaCafeを買収し、これを自社のポータルと組み合わせれば、オンラインビデオ市場で40%以上のシェアを占めるYouTubeと張り合える規模になるかもしれない。YouTubeに次いで市場で2番手のライバルは「Google Video」だ。
YouTubeと競合するサイトにはほかに、「GUBA」「Revver.com」「Break.com」などがある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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