Googleは米国時間8月28日、企業や組織が、電子メール/カレンダー/チャット/ウェブページパブリッシュなどの各種コミュニケーションアプリケーションを会員や社員にウェブベースで提供できる無料のホスティングサービスの提供を発表する予定だ。
Googleがこの日発表するのは「Google Apps for Your Domain」というサービスのベータ版。このサービスには、2Gバイトのストレージ容量を利用できるGmail、Google Calendar、Google Talk、Page Creatorなどのアプリケーションが含まれる。
このサービスは、「Gmail for Your Domain」の拡張サービスとなる。Gmail for Your DomainはGoogleが2月にベータ版の提供が開始されたサービスで、企業は通常のGmailのアカウント“@gmail.com”の代わりに独自のドメインをGmailアプリケーションで使うことができる。
Googleのエンタープライズ事業部担当ゼネラルマネージャ兼バイスプレジデントのDave Girouard氏によると、Gmail for Your Domainのベータ版では、アクティブなドメイン数は数万件、ユーザー数は数十万人に及び、数百の大学が利用登録したという。
今回のGoogle Apps for Your Domainでは、サービスがGoogleにホスティングされ、ユーザー企業は自社のブランディングやイメージカラーを使ってユーザーインターフェースをカスタマイズすることも可能だ。管理者はウェブベースの管理パネル(英語)にアクセスし、ユーザーアカウントリストを管理したり、エイリアスや配信リストを設定したりできる。
Girouard氏によると、2006年内には、サポート付きで、ストレージ容量も拡張された有償のプレミアム版を提供開始する予定という。だが、同氏はこれ以上の詳細については口を閉ざしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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