Microsoftが、現在準備を進めている無料オンラインストレージサービス「Live Drive」サービスについて、新たな情報を明らかにした。
Microsoftは現地時間8月22日、シドニーでの「TechEd 2006」カンファレンス開催を前にブロガーとの朝食会を催し、その席上で、Microsoft AustraliaのテクニクカルスペシャリストJohn Hodgson氏がLive Driveの新情報を明らかにした。同氏によれば、Live Driveサービスの基本構成は、ストレージ容量2Gバイト程度までを無料にするという内容になりそうだという。また、有料で追加のストレージ容量も提供すると、同氏は述べる。もっとも正式な価格体系や提供開始時期は、まだMicrosoftから発表されていない。
ブロガーの間では以前より、Live Driveに関するさまざまな憶測が流れている。しかし、Microsoftは現在に至るまでこの計画について堅く口を閉ざしている。明らかにされている情報といえば、Windows Vistaと連動することくらいである。
Live Driveはさまざまなオンラインツールを擁する「Live」ブランドを拡充する取り組みの一環として提供される。Live製品は、発売が延期されているWindows Vistaを補完する役割をもつほか、Googleのような競合企業と戦っていくうえでの武器とも位置付けられている。ブログや金融アナリストのレポートのなかでは、Googleもオンラインストレージサービスを準備中と言われているが、Googleは公の場でこの憶測を認める発言をしていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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