デジタルスケープは7月28日、子会社であるインターアクティブデザイン(IADI)とともに、クレイプのコミュニケーションサービス「Rinca.cc」に関する業務提携を結んだと発表した。これにより、デジタルスケープとIADIは、Rinca.ccの企画および開発業務を支援する。
Rinca.ccは、ウェブブラウザの画面上に仮想的なデスクトップを設け、電子的な付せん紙スティッキーやミニアプリケーションであるウィジェットを貼り付けることで、情報の管理、共有、発信に利用できるサービス。Ajax技術をベースとしており、クレイプが開発した。現在、アルファ試験を実施している。
Rinca.ccのスティッキーは、ユーザー自身がToDo管理などに使えるほか、友人に送ったり公開したりすることで、グループ内や不特定多数との情報共有が可能となる。ウィジェットの機能としては、ニュース、天気予報、スケジューラ、ミニゲームなどを随時提供していく。
デジタルスケープとIADIは、Rinca.ccのベータサービスに向け、企画およびウィジェットなどの開発を支援する。また、企業内利用を目的としたRinca.ccのオフィス版の開発にも取り組む。2006年内に会員数10万人の獲得を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」