Googleは6月28日、デスクトップツール「Google Desktop 4」英語版を正式に公開した。
Google Desktop 4は5月11日にベータ版が発表されていたが、今回発表されたのはその正式版となる。
Google Desktop 4では「Google Gadgets」と呼ばれる小さなアプリケーションを利用できる。また、ほかのGoogle製品と機能が統合されており、Sidebarからソーシャルネットワーキングサービス「Orkut」に参加する友人の誕生日を調べる、Google Calendarで特定の日の予定を知るといった利用ができる。
正式版の公開に合わせて、開発者向けに「Google Desktop Gadget Designer」の提供を開始する。これはGoogle Desktopのソフトウェア開発キット「Google Desktop SDK」の一部に含まれるツールで、容易にユーザーインターフェースを作成できるというもの。さらに、スクリプトコードの変更内容を即座にプレビューできるようになったほか、デバッグコンソール内でデバッグメッセージが見られる。
さらにGoogleは、賞金総額8000ドルのガジェットコンテスト「Google Desktop Gadget Contest」を開催する。応募期間は7月31日までで、8月21日に結果が発表される予定だ。
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