ディー・エヌ・エー(DeNA)は6月26日、インターネット公売専門サイト「日本インターネット公売」を8月上旬より開設すると発表した。
インターネット公売とは、各行政機関が滞納処分の一環として、税金などの滞納者から財産を差し押さえ、売却する国税徴収法上の手続きの一部を、インターネットを利用して行なうもの。インターネットを利用することで公売物件をより広く周知することができ、インターネットを閲覧できる環境があれば、いつでもどこからでも誰でも参加できる。
DeNAでは、会員数438万人の「ビッダーズ」と、加盟業者約2600店の不要品買取りサイト「おいくら」からの集客力による入札参加者の増加が見込まれることから、一般の公売と比べて高額での売却が期待できるとしている。
インターネット公売に参加する自冶体など、執行機関の公売物件が揃った段階で、任意のスケジュールを設定し、公売を開催することができる。また、出品から売却決定までの一連の作業ができる各執行機関専用ページを設けるほか、DeNAで運営している、メール1本で参考価額を全国から聴取できるシステムを活用した「見積価額算出支援サービス」を提供するとしている。
入札に参加するには、事前に日本インターネット公売の会員登録が必要。また、会員登録後も参加公売ごとに事前申込みが必要となる。
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