キーウォーカーと電通イー・リンクは5月11日、キーウォーカーが開発、運営を行う「KEYWALKER ブログ検索」における検索連動型広告の販売で提携に合意したと発表した。
KEYWALKER ブログ検索は、日本語の自然な文章に紐付けして検索できるブログ検索サイトで、本年3月20日から提供されている。キーウォーカーが研究してきた「計算知能(Computational Intelligence:CI)」を元にした日本語自然文意味検索エンジン技術を応用しており、文章からキーワードを自動的に抽出、検索する。今回の提携によって、KEYWALKER ブログ検索の検索結果後のページに、キーワードに関連する広告登録キーワードを表示する検索結果連動型広告の広告枠の販売を開始する。
CI技術をベースとしているため、ユーザーが検索する目的の本質に対して、より幅広く高い精度で広告をアプローチすることが可能という。また、ネガティブな意味を持つキーワードを含めて検索された場合には、広告表示を適切に除外できる機能もあわせて開発しており、コンテンツにあわせたネットワーク広告掲載を懸念していた企業にも対応できるとしている。
今回の提携によって、キーウォーカーは広告代理店を一本化することでビジネス展開を加速でき、イー・リンクはブログ検索連動型広告市場でのイニシアティブをとることができる。広告販売における年間販売は、1億円を目標にしている。また、今後キーウォーカーが開発するCGM(Consumer Generated Media:消費者による情報発信メディア)を取り入れたブログによるクチコミ 解析によるリサーチ商品も順次共同販売していく予定だ。
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