サイバー・コミュニケーションズとJストリームは4月5日、アドビシステムズのFlash技術を活用したインターネットCM配信「バッファリングFlashCM」用のモジュールを開発したと発表した。
このモジュールを使用することで、視聴コンテンツのバッファリング中に瞬時にCMを配信することが可能となり、広告露出機会の拡大とコンテンツ視聴前に注目度の高い広告露出が可能となる。
このモジュールは、Jストリームが運用するFlash Media Serverを利用し、Flash Videoフォーマットで配信することにより、CMの著作権等各種権利処理においても障壁の少ない、純粋なストリーミング配信を可能にした。一般的なFlash広告原稿(swf)と設定用のパラメータとの組み合わせで構成されており、媒体社の配信フォーマットや配信の帯域に合わせて自由にCM配信時間を設定できる。
また、コンテンツが視聴できない環境のユーザーに対しても、広く普及しているFlashプレーヤーを使用しているためCMの露出が可能となる。CM配信の後に視聴不可のメッセージを表示することも可能だ。商用に十分なログの取得も実現しているので、幅広いCM素材の流通を実現できる。なお、バッファリングFlashCMの発注、入稿フローにおいては、広告業協会主催のCMメタデータ運用プロジェクト「AdMission」に則り、使用許諾情報管理がなされたCM原稿がスムーズにインターネット上で流通するよう促進していく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」