エキサイトは3月22日、韓国OnNetの日本法人であるオンネットジャパンとの資本業務提携を発表した。OnNetの技術を生かし、 Web 2.0と呼ばれる新しいサービスを展開するのが狙いだ。
エキサイトは3月末にオンネットジャパンの第三者割当増資を4998万円で引き受け、同社の発行済み株式の51%を取得する予定だ。これによりオンネットジャパンの株主構成は、エキサイトが51%、OnNetの取締役を務める朴秀政氏が17.64%、OnNetが14.21%となる。
オンネットジャパンは、OnNetが開発するコミュニケーション支援サービスなどについて、日本での知的財産権の無償使用権および独占販売権を所有している。エキサイトではこれらのサービスをポータルサイト上で提供していく。第一弾として、RSSリーダーなどのサービスを提供する方針だ。
エキサイトでは過去に、ポータルサイトのオンラインゲームサービスにOnNetのソフトを採用したほか、ブログサービスにも同社の技術を導入している。オンネットジャパンでは調達した資金を、日本向けWeb 2.0対応サービスやソフトウェアの開発、ローカライズなどにあてるとしている。
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