CinemaNow Japanは12月6日より、ワーナー・ブラザース インターナショナル テレビジョンの映画作品を同社のサイト上で配信する。ダウンロード型を採用しており、ユーザーがノートPCに保存して電車などの移動中でも見られる点が特徴だ。
課金方法には月額見放題のサブスクリプション制と、1本ずつ販売するペイ・パー・ビュー(PPV)制の2つを用意した。サブスクリプションの場合は月額1480円、アダルトコンテンツも見放題のプランは月額1980円。PPVの場合、1本250円から450円となる。クレジット決済のみに対応する。
12月より配信されるコンテンツは「バットマン」「オーシャンズ12」「コンスタンティン」「クリミナル」「理由なき反抗」など。今後1年間で100本以上の作品を配信する計画だ。
CinemaNow Japanは米CinemaNowとトランスコスモス、米Microsoftが共同出資して2005年1月に設立した企業。米CinemaNowはSony Picutres、Metro-Goldwyn-Mayer(MGM)、20th Century Fox、Warner Bros. Studios、Disney、Universal Studioのメジャースタジオ6社の映画やドラマを米国で配信しており、150万人以上の会員がいるという。CinemaNow Japanは現在約500タイトルを配信している。会員数は公開していない。
今後はワーナー以外のメジャースタジオ作品などコンテンツの拡充を図るとともに、ISPやポータルサイトに対して配信サービスを提供する。将来的にはコンテンツのダウンロード販売も手がける考えだ。
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