Microsoftは米国時間30日、Windows Mobileオペレーティングシステムの稼働する端末向けに、ビデオダウンロードサービス「MSN Video Downloads」を提供開始した。
Microsoftによると、Portable Media Center端末やスマートフォン、情報携帯端末の利用者は、MSNBC.com、Food Network、Fox Sports、IFilmをはじめとするコンテンツプロバイダから番組やコンテンツをダウンロードできるという。Microsoftは1月のConsumer Electronics Showで、同サービスに関する計画を発表していた。
Microsoftによると、2004年のPortable Media Center発表以来、CinemaNowやMTV、Napster、TiVoを含むおよそ20社のコンテンツパートナーが、Windows Mobileに対応したフォーマットのコンテンツを作成することに合意したという。
「2004年のPortable Media Centerの発表は、ポータブルエンターテインメントにおける新時代の到来を告げるものだった。そして今日の発表は、その後のポータブルビデオに対する取り組みが実を結んだことを表している」と同社のWindowsモバイルアプリケーション担当ディレクターJohn Pollardは声明のなかで述べた。
サービス利用者はMSN Video Downloadsのサイトにアクセスして、スポーツクリップやニュースヘッドライン、音楽ビデオなどのコンテンツを選択できる。一部のコンテンツは、Windows XPマシンにもダウンロードすることが可能だ。同サービスは米国で年会費19.95ドルで提供される。なかには年会費を支払わなくても、無料でダウンロードできるコンテンツもある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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