日本コカ・コーラから「Cmode」を利用したデジタルクーポンシステム

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年03月17日 10時10分

 日本コカ・コーラ(魚谷雅彦社長)は3月14日、新サービス「Cmode」を利用 した、多企業の販促支援のための新しいデジタルクーポンシステム「シーポン 」を4月から販売開始すると発表した。

 「Cmode」サービスとは、日本コカ・コーラ、NTTドコモ、伊藤忠商事の3社 が推進する会員制の消費者サービスで、現在、約15万人の会員を獲得している。 iモードメニューサイト「Cmode☆コカ・コーラ」で会員登録後、コカ・コーラ のマルチメディア機能搭載型自販機「シーモ」とiモード対応携帯電話を操作 することで、各種情報提供サービスを始め、iモードおよびiアプリ対応のコン テンツサービス、清涼飲料購入や同サービスの利用実績に応じたポイントサー ビスを受けることができる。

 今回開発した「シーポン」は、iモード対応携帯電話に表示される「2次元バ ーコード」に懸賞クーポンの機能をもたせることで、そのバーコードを引換券 に、応募者が「シーモ」から賞品を直接受け取ることができる新しいコンセプ トの販促システム。

 「Cチケット」のように会員が購入商品や支払方法を決めた後に発行される ものとは異なり、販売者があらかじめ対象商品や数量を決定してクーポンを発 行できる点が特徴。

 同システムを利用することで、企業では、コカ・コーラの飲料やプリントコ ンテンツなど手軽な価格帯のアイテムを賞品にできるほか、応募者の“景品交 換体験”によって配送コストも削減することができる。

日本コカ・コーラ

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