フェンリル、フォーム復元機能を搭載した「Sleipnir 2.6」--ぜい弱性も修正

 フェンリルは11月13日、同社が企画・開発・提供するウェブブラウザ「Sleipnir」の最新版「Sleipnir 2.6」を公開した。

 今回のバージョンアップでは、ブログの日記や掲示板の文章などを簡単に保存・復元できるフォーム復元機能「RememberMe」が搭載された。書きかけの文章を保存することができ、ウェブサイトのエラーやタイムアウトなどで大切な文章が消えてしまっても簡単に復元することができる。入力内容を自動的に保存するように設定することも可能。

 また、インターフェースの見直しを行い、全画面表示機能のツールバー非表示に対応したほか、エラー内容などを表示するアウトプットDockのウィンドウサイズを可変にし、右クリックで簡単にクリアできるようした。さらに、サムネイルタブ機能をキーボードだけで簡単に操作できるようにするなど、操作性の向上を図った。

 このほか、Sleipnir 2.5.17 Release2およびそれ以前に存在するお気に入り検索機能で任意のスクリプトが実行される脆弱性や、その他の不具合を修正。デフォルトスキンをリニューアルし、アイコンのコントラストを調整して統一感を出したとしている。

 また、今回のバージョンアップに合わせ、新作プラグイン「Glanchip」を公開した。

 Glanchipは、Sleipnirのタブにサムネイル機能を追加するプラグイン。縮小された画像がタブに表示されるので、ページ全体のイメージを一目で確認できる。ページ内に表示されるムービーを再生することも可能となっている。

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