マイクロソフト、Windows 7にIE8を無効にできるオプションを追加か

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2009年03月05日 11時29分

 「Windows 7」の最新ビルドを使用したテスターによると、Microsoftは同OSの新しいテスト版にウェブブラウザの「Internet Explorer 8」(IE8)を無効にするオプションを追加したという。

 Chris Holmes氏によると、Windows 7のビルド「7048」には、「Windows Features」というダイアログボックスから有効および無効にできる数多くのWindowsコンポーネントの1つとして、Internet Explorerが含まれているという。このコントロールパネルはWindows 7のパブリックベータ版にも存在しているが、有効と無効を切り替えられる機能群のリストにIE8は含まれていない。

 このオプションの追加とその理由について、Microsoftはコメントを避けた。欧州連合(EU)がWindowsへのブラウザ搭載に反対していることと何か関係があるのでは、と推測する者もいる。

 EUは、MicrosoftがPC購入者にブラウザ選択の自由を与えること、そしてユーザーが他社のブラウザを選択した場合、IEコードの一部を無効にすることを要求するかもしれない、と同社は警告していた。

 WindowsコミュニティーサイトのAeroXperienceには、IEの有効と無効を切り替える方法、そしてそれが何を意味するのかについて、詳細な情報が掲載されている。

 MicrosoftはWindows 7がベータ版から「リリース候補版」に移行するにつれて、同OSにさまざまな変更を加えている。しかし、こうした変更点に関してMicrosoftが最近投稿したブログ記事に、IEを無効にするオプションについての記述はなかった。

提供:Chris123nt.com

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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