日立ソフトウェアエンジニアリングは5月14日、BREWプラットフォームに対応した携帯電話向けGUI開発支援ツールの最新版である「anyWarp for BREWバージョン 2.0」の販売を開始した。
anyWarp for BREWは、米QUALCOMMが提供するユーザーインターフェース開発サポートツールキット「BREW UI Widgets」に対応したGUI開発支援ツール。携帯電話向けBREWアプリケーションを効率的に短期間で開発可能な環境を提供する。
最新版では、レイアウト編集機能において、1画面に対して複数の画面サイズを設定することが可能となった。ある特定の1つの画面に対して、画面サイズごとに各ウィジェットの位置、サイズ、文字リソース、画像リソース、フォント情報を編集できる。個々の携帯電話の仕様に応じたサイズの異なる画面を同時に開発することができるため、BREWアプリケーションの開発工数が削減できるという。
また、携帯電話の壁紙やボタン、アイコンなどの画面デザインを1つのテーマとして設定・開発する機能を強化。画面デザインの構成部品である各ウィジェットのプロパティ値をまとめて1つのテーマファイルとして外部保存や編集ができるほか、複数プロジェクト間で共有できるようになり、チームによる開発の効率を向上させることが可能だとしている。
このほか、BREW UI Widgetsの最新バージョン1.3に対応しており、最新のウィジェットやプロパティの機能を利用することができる。
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