NTTデータ(浜口友一社長)とNECトーキン(仲田武彦社長)、NTTドコモ(中村維夫社長)、大日本印刷(北島義俊社長)、トッパン・フォームズ(秋山正法社長)、トランスコスモス(奥田昌孝社長)、日立製作所(古川一夫社長)、ベルシステム24(園山征夫社長)の8社は、社団法人日本たばこ協会(TIOJ)が「たばこ自販機成人識別施策」の一環として導入を予定している「taspoシステム」について、システムの構築や運用を行うと発表した。
「taspoシステム」は、TIOJと全国たばこ販売協同組合連合会(全協)、日本自動販売機工業会(JVMA)の3団体が、成人喫煙者に対して、ICカード「taspo」を発行し、そのカードを自販機にかざさない限り、自販機からたばこを購入できなくするもの。購入時にICカードを必須とすることで、未成年者の喫煙防止を図る。07年12月から申し込み受付を開始し、08年7月までに全国での導入を完了する予定。
ICカードは非接触型カードを採用。データセンターと自販機は無線通信網で接続する。またICカードには、JCBが提供する電子マネー「Pidel(ピデル)」も導入し、電子マネーを搭載したカードとしては、国内最大規模の発行枚数となる見込み。
8社はTIOJが発行するICカードの申し込み受付からデータ入力、ICカードの製造・発行、各種問い合わせ対応、関係書類の印刷、コンピュータセンターの構築・運用などを行う。各社の役割としては、NTTデータが元請けとして全体のプロジェクト管理を担当。NECトーキンがICカード製造、NTTドコモが自販機ネットワーク関連、大日本印刷が印刷業務、トッパンフォームズがICカード発行業務、トランスコスモスが申し込み処理業務、日立製作所がデータセンターシステム構築、ベルシステム24が問い合せ対応業務をそれぞれ担当する。
NTTデータ=http://www.nttdata.co.jp/
NECトーキン=http://www.nec-tokin.com/
NTTドコモ=http://www.nttdocomo.co.jp/
大日本印刷=http://www.dnp.co.jp/
トッパン・フォームズ=http://www.toppan-f.co.jp/
トランス・コスモス=http://www.trans-cosmos.co.jp/
日立製作所=http://www.hitachi.co.jp/
ベルシステム24=http://www.bell24.co.jp/
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