Microsoftがオンラインベースのソフトウェアサービスに乗り出すことになった。製品開発の長期化や、GoogleやSalesforceなどの新興競合企業の躍進で守勢に立たされた感のある同社がついに反撃を開始した。
同社会長のBill Gatesは米国時間1日にサンフランシスコで行われたイベントで、「Windows Live」「Office Live」という2つの新サービスを発表した。MSNブランドの下で提供されるWindows Liveは、インターネットベースの個人向けサービスで、電子メールやブログ、インスタントメッセージ(IM)などが含まれる。同社は広告提供およびユーザーによるサブスクリプションの2通りのやり方でこれを提供していく。
また、Office Liveのほうは主として小規模企業向けのサービスで、当初あわせて22種類のアプリケーションが用意される。これにより、ユーザーはたとえばExcelを使った共同作業などがオンラインで可能になるという。
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