アリエル・ネットワークは4月6日、PtoP型情報共有ソフトウェアの新版「アリエル・プロジェクトA 4.0」の販売を開始した。動作を高速化したほか、IP電話システムSkypeとの連携強化や、リッチテキスト対応などの機能追加を行った。
運用にあたってサーバ導入が不要なので、サーバの維持コストや管理の手間を気にせず情報共有が可能となる。通信データを保護するセキュリティ機能も備えており、安全にインターネット経由の情報共有も行えるという。
新版では、Skypeとの連携機能を開発する際にSkype APIをベースとしたため、テキストチャットと連携できるようになるなど、機能強化が実現した。また、HTMLベースのリッチテキストエディタ機能を搭載し、文字のサイズや色を変更したり、文章を段落化したりできる。予定表のアラーム機能や、画面単位の印刷機能なども新たに追加した。
税込み価格は、1ユーザー用が2万7300円、10ユーザー用が23万2050円、100ユーザー用が196万5600円など。アカデミックライセンスは、1ユーザー用(7350円)と10ユーザー用(6万4050円)を用意する。旧版からのバージョンアップ価格は、1ユーザー当たり1万6380円。
なお、同社は、設定情報バックアップなどの機能を備える支援ソフトウェア「ワークグループ・ノード」の無料配布を開始する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」