ベリトランスは11月8日、ペイメントファーストとの業務提携により、オンラインバンキングを利用したネット振込決済サービスの提供を開始すると発表した。
このサービスはEC事業者や通信販売企業をターゲットにしたもので、従来のクレジットカード決済とコンビニ決済に加え、オンラインバンキングによる振込決済も利用可能になる。現在利用できる提携金融機関は日本郵政公社、みずほ銀行、東京三菱銀行、三井住友銀行、スルガ銀行、イーバンク銀行、ジャパンネット銀行で、今後は地方銀行を含む他の金融機関にも順次拡大の予定があるという。
ネット振込サービスの特徴としては、ベリトランスとの契約のみで各提携金融機関の利用が可能な点が挙げられる。新たに口座を開設する必要がないほか、入金情報はリアルタイムで店舗に伝えられ、入金確認も容易になる。また、各提携金融機関への接続インターフェースを単一化したり、クレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振込決済の各決済手段で売上を一本化できるのもポイントといえる。
なお、正式サービスは2004年11月22日に開始される予定。
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